以前から面白いとは思っていた。
でもそれは地方出身者の私が仕事で都会生活を経験し、地方の良さにも目が向けられるようになってからのこと。
実家に帰省すると、昔はテレビ欄しか読まなかった私が今では熟読している。
何が面白いかって、やはりその地方ならではの話題と読者の声である。
特に後者は全くの他人ではあるが、その人その人の暮らしぶりが想像でき、驚き、感心、笑い、学びありで読んでいて楽しい。
新聞購読者は高齢者が多いのであろう、投稿者は60代以上が多く、中には長寿大国ニッポンならでは、90代の方もお出ましする。
ありがたいことに図書館には地方新聞を取り揃えてくれている。
現地に行かずとも、楽しんで読ませてもらっています。
最近目に留まった、秋田の新聞の読者投稿。
92歳の男性が今年町内会の班長になったという。
その高齢ぶりで班長!?とまず驚いたが、次の文章で毎月広報誌を各家庭に配布するとあった。
年齢だけで判断するのは良くないが、高齢の方にとっては結構な負担なのではないか、しかも今秋田って雪降るでしょうに・・・!
翻って私は、そのガッツと責任感を前に我が振りを省みますよね苦笑
1日1日、有意義に暮らしているつもりだけどまだ他にやれるのではないか、と。
こういう出会いがあるのでやめられない。
これからも引き続きウォッチングしていこう。