美術館での会期は終わってしまったのですが、備忘録も兼ねて記録します。
(オンライン展覧会はまだやっているようです。ご興味あればぜひ^^)
平日のお昼すぎに行ったのですが、入場制限を促す程の盛況振り。
こちらの美術館は何度か訪れたことがありましたが、初めてのことで驚きました。
やはり食べ物には関心度高めなのですかね?^^ (私もその内のひとり笑)
あまり自由に見れない中でしたが、解説が一つ一つの作品に添えられていて理解が深まりとても面白い内容でした。
描かれている料理はほぼ現代で食べているものばかり。
蕎麦、天ぷら、寿司、鰻、刺身、鍋料理、餅、七草、枝豆、焼き芋、スイーツ(わらび餅、桜餅など)、カレイ、カツオ、鰹節、昆布、鮑、醤油、味噌、海苔、酒、スイカ、豆腐田楽、焼き蛤、とろろ汁など。
夏目漱石の小説にも出てくるような料亭(リスト#68、リストは本記事最後部に載せています)。
お花見で酔っ払いが多く豆腐田楽が全然売れなくて困った表情の店主(リスト#81)、お月見会場に団子や寿司などの屋台が並ぶ前をなぜか蛸の被り物を着て歩いている人(リスト#72)など、ちょっと笑ってしまうような絵もありました。
そして、アイヌ民族の方が昆布漁をしている様子の絵(リスト#41)もあり、浮世絵に描かれているとは知らずとても驚きました。
絵を描く文化がなかったというアイヌの方々。
当時の彼らの様子が知れる貴重な資料とのことでした。
全体を通して、現代との共通点や江戸庶民の暮らしが知れて面白かったなぁ。
メモしながら必死に観て結構疲れたので、帰り道で飲んだホットチャイが沁み渡りました笑
またこのような機会があればぜひ行きたい。
《作品リスト》