私のけけけ

アラフォーでセミリタイア生活開始。自分軸で暮らす楽しさを綴ります。

「今でしょ!」とは良く言ったものだ

time

正しくは「いつやるの?今でしょ!」ですが、多くの人がこのフレーズをご存知と思います。

2013年の流行語大賞に選ばれ、受賞者の林修先生は今もご活躍されています。

その活躍に相応しいかのように、このフレーズが世に認知されて10年以上経つ今もそれの持つパワーは衰えていないように感じます。

きっと普遍的なことが包含されているのではと思えてなりません。

 

10年前の私はこのことに全く関心がありませんでした。

というか、新しい部署に配属されて必死だったので余裕がなかった気がします。

なので、失礼ながら"キャッチーなおもしろフレーズ"としか認識していませんでした。

でも時は経ち、そのフレーズは私の頭に何度も木霊するようになっていました。

そう、それは会社員を辞めるかどうか考えていた時でした。

 

実は当時、私は3年後に会社員を辞める計画をしていました。

自分の中でのシュミレーション上、あらゆる側面で良いタイミングだと踏んでいたからなのですが、降って湧いた"前倒しするか否か"、の状況。

これからの3年を計画通りに過ごすか否かの良い面・悪い面に何度も考えを巡らせましたが、堂々巡りをして辿り着く答えはいつも同じでした。

「今がベストだ」

それでも、決心がつかずまた考える。

でも、結局は同じ答えに行き着く。

「今だよねぇ」「今しかないわ」「多分、今」

表現を変えても、結局「今」。

まさに林先生の「今でしょ」が木霊している状態だったのです。

「やろうと思っているなら今やれば良いじゃない。やらないうちに時間はどんどん過ぎていくよ」

このような解釈での「今でしょ」でした。

 

最終的に私は前倒ししてセミリタイア生活をすることにしたのですが、今も様々な局面(事の大小問わず)において「今でしょ or NOT?」を自分に問います。

つまり「時間は有限でしょ。やるの?やらないの?」

これはコロナ禍、ウクライナ侵攻、様々な自然災害など、今まで起こるはずがないと思い込んでいた出来事を目の当たりにするようになってさらに強まった気がします。

「明日は来ないかもしれない」

悲しいけど、それが今現実に起きている事です。

だから関心を持ったことは可能な限り「今やる」方を選ぶようになりました。

また、やって失敗しても修正して「やって良かった」と思えるようになるまで続ければいい、そう思うようになりました。

そして逆に、自分の本心に沿っていないことは「やらない」方を選ぶようになりました。

この効果は大きく、おかげで今は自分の意思で人生を歩めている感覚を持てています。

 

こんなことまで思わせる「今でしょ!

たった4語なのに私にとって生き方を変えたパワーワードになりました。

私はこれからも自分への問いとして唱え続けるでしょう。