私のけけけ

アラフォーでセミリタイア生活開始。自分軸で暮らす楽しさを綴ります。

無添加食生活を始めた頃に遭遇した驚き

セミリタイア生活を始めてから「食の質」を上げる努力をしています。

親元を離れて自活を長い間続けてきた過去、自炊といえば「安い材料で簡単に早くできるもの」が優先される価値観であり、自炊ができないのであれば「時間を買う」という価値観のもと、外食や惣菜を買うなどのアウトソースをしてきました。

でも、その態度はすっかりセミリタイア生活になって変わりました。

理由は色々あるので詳細は省きますが、大まかにいうと「健康」と「生きる態度」といった観点が私を支えております。

「食の質」といえば人によって捉え方は様々でしょうが、私の場合は自炊を無添加やオーガニック食材にする、でした。

それまでこの分野は門外漢だったので、本・YouTubeなどで自分なりに知識をつけました。

でもこの分野は本当にありとあらゆる「説」があり、極端なものから中道的なものまで、科学的なものからそうではない(と思われる)ものまで目にすることになりました^^;

なので結局は「自分の価値観」に合うものや「自分が(金銭的に)できそう」なものに落ち着きました。

それは多分そこまで縛りはキツくないはずです。一般的によく指摘される、発色剤・人工甘味料・着色剤・植物油脂・過農薬などを避ける、程度です。

ある日、そうした知識を携えて普段のスーパーに行き、ふとお菓子コーナーに立ち寄りました。

そこには私の背丈を越す棚にお煎餅やチップス系など100種類は並べられていました。

今では習慣になっている、パッケージ裏の原材料情報を見ていくと、お眼鏡にかなうものがなんと1つだけでした。つまり、その他99種類以上は私がNGとした添加物が入っているものばかりでした。

もう、これはかなりの衝撃でして・・・。

こんなに沢山の商品があるのに「買えない」のですから。

目の前にどどーーーんと壁が立ちはだかったような気分でした笑

そしてこれはお菓子だけでなく、様々な加工品も同じだと後に知ることになるのです。

今までこれを食べてきたのかとちょっとゾワっとした気分でした。

 

それ以来、野菜・果物、加工肉、調味料、お米、お菓子、コーヒー・紅茶など自分的に目を光らせている品物はお店探しもしましたし、そこで買うようにわざわざ出かけていきます。

こういった「縛り」は時に面倒になる時もありますが、「発見」や「楽しみ・学び」をくれますし、冒頭で書いた「健康」や「生きる態度」活動の一環でもあり、セミリタイア生活という時に凪のように感じてしまう毎日(そう、食べることは毎日なのです)にメリハリがついた気がします。

長期的な恩恵は将来あると信じて、ひとまずこのようにささやかなメリットを感じながら、これからも続けていきたいと思っています。