私のけけけ

アラフォーでセミリタイア生活開始。自分軸で暮らす楽しさを綴ります。

30代以降、限りある集中力は好きなことに使う

このところ猛暑のせいもあり、日中は家で過ごすことが多くなっています。

家事を除くと何か目的がないと家ではダラダラしがちですが、洋裁は私にとって一番集中力高く取り組める「好きなこと」です。

今年は先月バッグを作ったのを皮切りに、ポーチやスマホショルダーなどの小物系にハマっております。

型紙作り、布の裁断、アイロンをこまめにかけながらミシンがけ、ボタンやらゴム紐通しなどのパーツ付け・・・これらをやっていると本当にあっという間にランチ!そしてランチの片付け後再開し、これまたあっという間に夕飯の時間!という具合に1日が過ぎていきます。

自分でも驚くほどの集中力です。

でも、これも「好きなこと」だからできるんだよなぁ、とつくづく思います。

こういう時によく比較対象として思い出されるのが30代の頃に受けたTOEICです。

就活の時以来随分と時間が経っており、転職活動のためにもなるということで久しぶりに受験したのですが、一番印象深かったのが「集中力がもたない」という事実でした^^;

確かトータル2時間の試験でしたが、特にリスニングなんて待ったなしでどんどん問題が進み、それが1時間続いたのには参りました。

途中で意識が飛び、何問か落としたのは言うまでもありません・・・。

学生時代は集中して取り組めていたのが嘘のよう。

もう自分にはあの頃のように、さほど関心がない分野でも「義務」とか「将来役に立つ」とかの理由で取り組むことはできなくなったのかもと思いました。

老化?自立ゆえの選り好み傾向?

まぁ、このどちらもが原因でしょう。

あの頃の自分にとってTOEICなどもはや義務ですらなく、もうどうでもよかったのでしょう。

そんなものに集中なんてできるわけがない。

それ以来TOEICは受けることなく、セミリタイア生活に突入しました。

年を重ねれば体力は落ち、それと比例するように集中力も落ちる。

しかも今はインターネットやSNSのおかげで?(せいで?)コンテンツに溢れていて、気がついたら限りある集中力は簡単に消費されてしまう。そして後に残るのは虚無感・・・なんてこと、ありませんか?(私はあります苦笑)

だからこそ「何に」集中力を使うかを選ぶのはとても大事。

それはどんな基準で決めるのが良いのか?

私は楽しくて、時間を忘れるくらい「好きなこと」に使うのが良いと思います。

それこそ、楽しいからストレスがなく、充実感を持って1日を終えれる。

逆に「義務」や「みんながそうしているから」といった「自分の心」起点ではないものは避けたいところ。

人間は感情の生き物だと思うので、頭で考えるよりも心に聞いてみるのが正解だと思います。

 

・・・何だかブルース・リーみたい(考えるな、感じろ)になってしまいました^^;

今回の話題は洋裁やTOEICなど些細なことを例にしましたが、でも遠いところで生きる姿勢にも繋がっているとほのかに感じています。実際、私がセミリタイア生活を決めたことへも影響しましたしね。

限りある集中力、限りある人生の時間。

これからも自分の心に問いながら、楽しく好きなことをしながら暮らしていきたいものです。