さてさて、今年の旅行は北海道に行くことにしました。
実は、今まで北海道とはご縁がなく行ったことがありません。
というのも、北海道といえば「食」と「自然」が観光目的になると思うのですが、その両者ともに関心がなかったのです。
でもアラフォーになり、俄然それらに関心が湧き、避暑も兼ねて初上陸することにしました^^

北海道については本当に知らないことだらけだったので、本を読んで観光目線ではない北海道を学んでみました。
まず一番印象的だったのは、北海道特有の生物生態となった「ブラキストン線」の存在。津軽海峡の辺りが境目になるのですが、そこから北と南とで同じ日本なのに生息している生物が違うんです。
もう全然知りませんでした!
例えば、クマでも北海道はヒグマ、本州はツキノワグマ。リスは北海道だとエゾリス、本州はニホンリス。あと、都市伝説と思っていたゴキブリが北海道にはいない説も、このブラキストン線で説明できるようです。
今回の旅では動物園にも行く予定だし、公園でバードウォッチングもしたいので、北海道でしかいないエゾリスとかシマフクロウ、シマエナガとか是非見たいです。
あとは、洞窟の壁面彫刻ですね。小樽の手宮洞窟、余市のフゴッペ洞窟。
これもびっくり。
似たようなものに奈良県の高松古墳壁画を思いつきますが、あれは7世紀くらいのもので描かれているのは衣服をまとった人物像。
でも北海道のものは4世紀頃(続縄文時代)に彫られ、一応人物画とされるようですが、頭に角が生えていたり背中に羽があったり、およそ実在したとは思えない風体です。
北海道の方がより原始的というか、人間の暮らしがより自然に近い営みであったような雰囲気がプンプンして、これらも是非見てみたいです。
北海道も今年の夏はちょっと暑いようですが、関東よりはマシでしょう。
あとは台風が来ないことを祈るのみ・・・。
そろそろ持参していくものを整理しましょう^^