セミリタイア生活になってからは特に「食べること」に手を抜かないようになりましたが、元々私は食べることには関心が高くない方でした。
学生の頃、フランス留学した方のエッセイの中にフランス人は「生きるために食べる」よりも「食べるために生きる」人が多いという一節を読んで私は完全に前者だと思ったのを思い出します。
フランスに負けず、日本だって食の質や多様性は素晴らしい国ですが、まぁ私はそのような気質なので仕方ないやと思っておりました。
なので、私にとって食べることは大袈裟に言うと「生命維持のため最低限」の行為であり、私と正反対の食べることが好きな母親にまじまじと「なぜ食べることが好きなのか」という質問をして困らせたこともあります^^;

そんな私ですから、親元を離れてからは学業・仕事や遊びの方に気がとられ、食べることは後回し。そんな生活も20代までは問題なしでした。
でも、30代ともなると仕事でのストレスやホルモンバランスで体調を崩すこともあり、そんな時は大抵吐き気がしていました。
そうすると、食べる量も抑えるように・・・。
今から考えるとこれが悪循環でしたね。
当然のことながら人間は食べることで動くエネルギーを摂取しているというのに。
母親からも「とにかく食べてみなさい」と何度言われたことか。
そんなことが何度か繰り返され、さすがに私も嫌になり、思い切って母親のアドバイスに少しずつ従ってみるようになりました。
バナナやりんごから始めて、次におにぎり、最終的には一汁一菜の食事。
最初は半信半疑でしたが、これも当然のことながら、食べたら体がシャンとしてくる。
気持ち悪さもなくなる。
そうすると、気分も上向きになる。
こんなことにアラフォーになってようやく開眼したのです苦笑
今でも体調が優れないなと思う時は振り返ります、ちゃんと食べたか?
そうでない時はまずは「食べる」
自分の体の力を信じてみる。
その力を発揮してもらうために「食べる」
「食べればなんとかなる」
これは私にとっては「おまじない」に近い言葉となりました。
そんな「おまじない」を唱えすぎて会社員を辞めてから5kgも太ったのはご愛嬌!?
ほどほどに、でも常に忘れないように生活に取り入れている私の指針です。