今年は戦後80年、また昭和100年ということで昭和絡みの番組が多いですね。
私も昭和生まれですが、最後っぺの方なので物心ついた頃は既に平成になっており、正直昭和のことは知っているようで知らないことの方が多い、そんな時代です。
それでも、現代の日本の多くを昭和が創ってきたと言っても過言ではなく、この番組を興味を持って見ました。
もう、色々と衝撃すぎて約40分間ずっと眉間に皺を寄せながら見ていました^^;
戦後の復興をどのように日本人が乗り越えてきたかを当時の映像で振り返るのですが、今では信じられないことがわんさか。
交通ルール無視、血液銀行、「黄害」とよばれる電車からのし尿垂れ流し、ゴミ山の側でお花見、モーレツ社員、公害問題、元軍人監督によるバレー練習などなど。
映像付きだから余計にショックが大きかったです。

戦後の焼け野原から欧米に追いつけ追い越せで急速に経済発展をしていく様子。
その勢いに人権も環境保護もあったもんじゃない。
これが我々先人達の姿かと思うと複雑な気持ちでした。
でも、番組の中で「このがむしゃらさは敗戦での悔しさ、惨めさを跳ねのけるため」といった一市民ではどうしようもなかったことが皮肉にも高度経済成長へのモチベーションになっていたという切なさにも触れ、胸が痛みました。
現代の物質的な豊かさは先人達の努力によるもので、その恩恵を私は受けて今生きている。
でも、その豊かさの代償(温暖化など)は解決しないまま現代に残っている。
そして番組内で岡本太郎氏が言うように、日本が得てきた進歩は果たして進歩と言っていいのか?といった本質的な問いもある。
「私ができることは一体なんだろう?」
そう考えずにはいられない番組でした。
何か、いつか、きっと・・・。
曖昧な表現しかできませんが、この気づきを忘れず過ごしていきたいと思いました。