昔から気にはなっておりましたがやや行きにくい場所でした。
東京・表参道駅から10分程歩いたところにあるヨックモックミュージアム。
ピカソの作品が主な所蔵品となる美術館です。
たまたま10月下旬から開館5周年記念キャンペーンでグッズがもらえるというのを知り、これが後押しとなり馳せ参じてきましたよ^^

現在展示しているのはピカソによるセラミック=陶芸作品です。
彼の絵画はとても有名ですが、陶芸も手がけていたんですね、驚きです!
どうやら陶芸は彼が65歳の時に始めたらしいので、絵画に比べて作品数が少なくあまり目にする機会がなかったのかもしれません。
少し暗い館内の階段を下っていき、最初に目にしたのはこの子達。



フクロウ^^
ピカソは怪我したフクロウを保護し、そのまま飼っていたほどにお気に入りの動物だったよう。
私も北海道でエゾフクロウにハートをもっていかれたので気持ちわかります。
絵付けはインスピレーションでざざっと描いた感じ?それが彼らしさかも?
特に一番最初の子の色合いがパステル調で優しくて良い意味で彼っぽさがなく、驚きと新鮮さもあって気に入りました。
2階は光が降り注いで明るく開放的な空間。こちらにも沢山作品が並びます。

これもフクロウ^^

ピカソの遅咲き芸術を見てパッと思い浮かんだのは北大路魯山人。
彼の陶芸家としての活動も53歳からと遅咲き。
しかも両者ともパッション溢れる性格という共通点もあり面白い。
でもピカソのは作品自体を観て楽しみ、魯山人のは美食家所以の料理が映えることに価値を見出しているという違いもあるのかなと素人ながら思いました。
美術館へ足を運ぶまでは億劫でしたが、こうして新しい発見があると俄然ワクワクしてまた色々と探りたいな〜と思うワタクシです。
こちらがキャンペーンで頂いた、ドリップコーヒー、ポストカード、ノートです。有難い!

こちらのキャンペーンは11月3日までだそうです。
あと、ピカソがよく着ていたことに因み、ボーダー服を着て来館すると入場料が200円割引されるという面白い試みもされております。
着物を対象にしている美術館に過去行き当たったことがありますが、ボーダーとなるとハードルが下がるので恩恵を受けやすくて有難いですよね。こちらもぜひどうぞ〜^^