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近現代史を学び直し始め、日本・世界で軍国主義が席巻していた時代の出来事は膨大かつ複雑なのでどうやって進めるか迷子気味でしたが、関心を持てたものから少しずつ、順序はバラバラでも良いので取っ掛かることにしました。
まずはこちら、半藤一利さんの『戦争というもの』。
太平洋戦争において「名言」(良くも悪くも)を取り上げ、それが生まれた背景や意味することを説明するという内容。
立ち読みした時に読みやすかったので購入しましたが、目論んだ通り3時間程で読了でき、かつ学びになりました。

印象的なものは様々ありましたが、特に「バスに乗り遅れるな」というスローガンが象徴的に意味する、「周りの状況に流される」怖さに深く納得しました。
太平洋戦争開戦にはもちろん反対意見はあったけれど、開戦派が機運を高め、メディアが煽り、国民が同調し熱狂的になってしまうという経緯があったそう。昭和天皇の「最後まで自分が開戦にノーといったなら、幽閉されるか殺されていたかもしれなかった」という言葉にはゾッとしました。
ここから似たようなものとして思い浮かべたのが最近あった新型コロナ騒動です。
メディアの偏り、行動制限の相互監視、ワクチン接種への同調圧力。
未知なるものへの恐怖が人々をそのように駆り立てたのでしょうが、「大なるor強なるものに追随してしまう」という本質は似ていたのではないかな、と思ってしまいました。
今年は戦後80年ということで様々な媒体で戦禍を経験した市井の人々の意見を目にする機会が多くありましたが、自分の頭で考えなかったことへの後悔、翻ってその反省がバネとなり、戦後は自分で考えて行動するよう意識した、という意見を多数読みました。
これは現代に生きる我々にも通用する考え方ですし、SNSやAIが発展した現代だからこそ、その重要性が高まっているようにも思いました。
そして同時に私は太平洋戦争について、極端に言えば8月6、9、15日しか知らないことを思い知らされました。
今では信じられない出来事が多くあり、なぜそう至ったのかと疑問を持つことが多々ありました。
当然ですが、一つ一つ自分の理解を深めていきたいと思いました。
その入門として良い本に出会えました。