私のけけけ

アラフォーでセミリタイア生活開始。自分軸で暮らす楽しさを綴ります。

有名人も大変だ

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NHK朝ドラ再放送の『とと姉ちゃん』を完走し、主人公常子のモデルとなった大橋さんよりもどうしても花山さんモデルの花森安治さんの方に関心が向き、彼に関する本を読むようになりました。

最近読了したのはこちら。

ドラマに出てきたエピソード、女装に商品テストや戦争特集誌など、リンクする場面も多く花森氏の人生を一通り追うことができました。

印象的なのは2つ。

彼は戦時中、大政翼賛会において広報面から国民の戦争意識を鼓舞する側にいたのですが、当時はそれをすることに後ろめたさなどは感じておらず、でも敗戦後に間違いだったと、もう二度と同じ過ちはしない、償いの意味で戦後の活動を続けてきたということ。

彼が広報活動をしていたときは既に30歳は超えていて、もう「若さ」という形容詞は通用しないほどに自己が確立していたはず。でもその自己が価値をおいた、信じていたことが誤りだったと突きつけられたことにどれだけ激しい感情があったことでしょうか。

こういう背景があると、もちろん本人の性格的なことも関係しているでしょうが、その後の『暮しの手帖』に関わる極端なまでの頑固さは頷ける気がしました。

 

そしてお次は奥さんへの手紙。・・・まぁこれがラブレターなんですね。

あんなコワモテの頑固ジジイ(失礼)にもこんな側面があったなんて、あぁ彼も一人の男性、夫だったのね、と安心しました。

でもちょっと可哀想なくらい「公開」されていて、有名人も大変だな、と。

読んでいるこちらが恥ずかしくなるほどでした^^;

ちなみに、『花森安治の従軍手帖』という本にもラブレターは大量に載っており、いやはや、よくご親族は公開にOKを出したなと驚きました。

まぁそんな緊張と緩和があるのが人生ですよね。

今度は彼自身が書いたエッセイやインタビュー系が載った本を読みたいと思いました。