靖国神社にある遊就館。
主に明治維新以降に日本が関わった戦争に関する史資料、そしてその中で命を落とされた方の遺品が展示されています。


ガラス張りの新館には零戦が展示されていました。
この設計者がジブリ映画『風立ちぬ』の主人公のモデルとなった堀越二郎さんなのは有名ですね。

日本は戦争を放棄している今、そして東京裁判で戦犯とされた方々も靖国神社では合祀されているという点を踏まえ、どのような展示の仕方なのかに関心がありました。
展示室は20を超え、丁寧に見たら2〜3時間はかかる豊富な史資料群でしたが、私が一番感心したのは一番初めの展示でした。
漫才で言うところの「掴み」の部分。
ここで「なるほどな」と思わせる展開にもっていかれたような気がします。
それが何かというと「武人(もののふ)の心」を説くわけです。
神武天皇から始まり、過去日本は国難・国防の時は天皇から節刀を賜り、国を守るために命を賭して戦ってきた。刀は日本人の心を写し、武人の魂を宿す正義と平和の象徴であったと。
元帥刀や宗良親王の有名な歌 (君がため・・・)なども掲出され、いわゆる"武士道 BUSHIDO"が説かれるのです。
そしてさらに歩を進めると日本刀や鎧、甲冑などの「ザ・武士」にまつわる展示品が続き、これは外国の方はもちろん、日本人でも圧倒されるわなぁと魅せ方の巧みさに感心したのでした。
まぁ、だからといってあんなに多くの犠牲者を出してしまった先の戦争を賛美するつもりは毛頭ありませんが、でもこれが過去の日本人が信じてきた思想だという事実を知るには展示スペースはかなり小さかったですが、結構なインパクトを残していると思いました。

大きすぎて焦点あっていませんが^^;、様々な兵器も展示されていました。
先述したようにかなりボリューミーな展示だったので図録は必須と思い、入手しましたよ。
しっかり復習したいと思います。

その後、本殿で参拝してからお茶屋さんで休憩。
羊羹を持参していたので、春らしい「さくら煎茶」をテイクアウトして一服。

この平和が長く続きますようにと願って帰途につきました。