楽しみにしていた『プラダを着た悪魔2』を見に行ってきました。
すごく面白かった〜!
人気作品の続編は公開前から期待値が高い傾向にあると思うので、肝心のストーリーをコケさせないようにかなり練られていたように思います。

まずはテンポが良い。飽きさせない!
前作よりも伏線多数で複雑なストーリー展開だったので作る方は難しさがあったでしょうが、でもテンポをあげることで前後の繋がりが途絶えず、話を理解することができました。
何回かあっと驚く仕掛けもあり、インパクトも残したと思います。
そして個人的にこの続編を面白くさせていたと思う点は、AI興隆期の現代に投げかける創造性への問いを投げかけているところではないかと思いました。
前回は言わば「若い女性のキャリアにおけるサクセスストーリー」でしたが、今回は今をときめく!?(苦笑)社会問題が描かれていたところが、この作品をただのエンタメだけに留めさせなかったように思います。

海外のファッション雑誌やオートクチュールの世界ってアート、芸術、精神的世界、哲学、文化、民俗などの要素が強く反映されていると思います。そして、そこに歴史も加わる。
そういったもの全部を包含した上で「新しい時代、価値観を創る」という気概が根底に流れているように思います。
その表現の仕方がファッション業界ではまさにファッションであり、でもそれはとても概念的で時には「それを着ては外は歩けないよ」的な理解を超越したものもありますが、でもおそらくこの業界的には崇拝されるのでしょう。
そこには資本主義的な効率化や大量生産、統計処理などAIが得意とする要素とは縁遠い世界観があり、どこを切っても金太郎飴的なものではなく、唯一無二で時代を象徴するような創造物が賞賛されるのかな、と門外漢ではありますが、そんなことを感じます^^;
それらがきっとRUNWAYやミランダ達が守ろうとしていたものなのでしょうね。
一方で、洋服、建築、インテリアなど劇中に出てくるそれらはとっても華やか。
リズムを刻むアップテンポな音楽、そして皮肉やウィットに富んだセリフ。
前作よりも洗練さは増していたと思います。
こうなると更なる続編も期待してしまいますが、まずは2をじっくり味わいたい。
もう一度見たいし、専門家の評論も読んでみたいところです。
おすすめです〜^^