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〝外から提供される刺激のことを娯楽だと思い込んでいる現代人は、本当の娯楽を知らない。自分で楽しむということを本当は知らないのだ。だから人は病的に退屈を恐れる〟
学生の頃に親しんだ池田晶子さんの本を久しぶりに読み返したのですが、感心しました。
この本が出版された20年前と比べてAIやSNSが台頭し、我々を取り巻く環境や価値観、暮らし方働き方などが大きく変化した現代でも彼女の説には全く古くささが感じられません。
きっと「哲学」という普遍的なことをテーマにしているからでしょうが、裏を返せば人間はどんな時代でも悩むことは同じ(人と比べて落ち込む、便利なものを使って時間の節約をしても結局忙しいのは変わらない、など)なのでしょうね^^;

冒頭の引用は学生の頃はどうやら響いていなかったよう、、、なぜなら今回付箋を新しく貼ったから笑
自分軸で暮らし始めた今の私に一番しっくりくる視点でした。
10・20代は外から、他人から与えてもらう刺激を追いかけて、本当に自分はそれが欲しかったのか、したかったのか?はわからなかった。
まぁでも若いってそういうこと?
色々経験して自分に合うもの合わないものを取捨選択するベースを整えていたのだろうと。
だからアラフォーの今、一人遊びの方が断然楽しい。
天気の良い日に散歩したり(野鳥の声が聞けたらラッキー)、新しい料理にチャレンジしてみたり、歴史の勉強をしてみたり、青果コーナーで季節や地域性を感じたりなどなど、他にも色々と、、、。
日常の些細なことを面白がれるようになったということでしょうか。
池田さんは哲学者らしく「考える」こと、つまりは本当に身一つで楽しむのだそうで、彼女の境地には私はまだ辿り着けていないのかも!?なんて思いますが、私は私が楽しいと思えることを私のためにしてあげようと思うのでした^^