明治時代のことを勉強すればする程にたった一時代しか違わないのに、江戸時代の特異性が際立つように感じ始めました。
明治は日本で欧米化や重工業発展が本格的に始まった時代。
特に鉄道や煉瓦・コンクリートの建物は街並みを一変させたものだったのだと思います。
あと人々の服や髪型も。
洋装や髪の短い男性や女性で構成される街並みは江戸時代のそれとは別世界です。
でもこれらは現代人の取り巻く環境と似通っているので違和感は抱きません。
江戸時代からある寿司や蕎麦をコンクリートの建物内でYouTubeを見ながら食べる私ですが、木造家屋、石造りの蔵が並ぶ街をちょんまげ頭に前がはだけた着物を着て草履で歩く人々が行き交う江戸の様子は同じ日本とは思えないような、でも300年ほど前はこれが当たり前だったのだと興味深く観察するようになりました。
そんな関心を抱き始めた私はついに浮世絵を買ってしまいました!笑

正直今まで浮世絵とか日本画ってあまり好きではなかったのです。
原色使いや人物の描き方が苦手で、、、でも先述した江戸時代の見方の変化だったり、先日行った小林清親らの浮世絵展での好印象が私の中での浮世絵嫌いを緩和させてくれました。
ただし、この浮世絵は青色ベースで苦手な赤や朱色がほぼなかったので購入しました。
空と川の青のグラデーションが綺麗です。
題材が「雪晴れ」の様子を描いたものなのでモノトーンと青だけが気持ち良い。
そしてなんといっても場所はザ・江戸の「日本橋」ですよ^^
蔵の立ち並ぶ川に木造の船が行き、川沿いには木造の商店がある。
そこに描かれる人々は着物姿。
石垣もあるし日本橋もまだ木造っぽい。
明治時代から影を潜めつつあり、そして今では見かけることが少なくなった要素がたくさん。
なるほど〜。
たった一枚の絵でもその「面白がり方」が広がったように思います。
やっぱり勉強って楽しいです(ただし自分の興味のあることだけ!笑)。