偶然見つけた「亜麻まつり」に参加した後、せっかく来たので当別町を散策しました。
というのもこの町、仙台藩伊達家が開拓した町。
JR当別駅には立派な伊達兜が飾られていたり、マンホールの絵柄も武士(当別開拓の祖・仙台藩岩出山の伊達邦直)が描かれていたり、歴史好きには気になるポイントが沢山ありました。



駅近くに「当別伊達記念館」があったのでお邪魔してきましたよ。
仙台藩は戊辰戦争で薩長軍に抵抗したたために明治維新後は職もお金も住む場所も没収、窮地に立たされた結果、北海道への移住を決断せざるを得なかった経緯があったそうです。
ここ当別町は仙台藩の中の支藩・岩出山藩が開拓。
厳しい条件下で移住断念をする他藩がある中、岩出山の藩主・伊達邦直は家臣の行末を憂い、自らも移住に加わり開拓を成功させたそう。
もうこれだけで胸がじーんとする。
実は当別町の前に「シップ」という場所に入植したものの、作物が取れず、途中で当別町に変更したという経緯も。
どれだけ大変だったことでしょう。
それでも藩主自らが先頭に立ち、家臣たちの精神的支柱になって開拓を進めたというのですから大変な偉業です。

そんな開拓ストーリーの次に印象的だったのはこの布団のような着物。
夜寝る時に邦直が着たそうです。
こんな分厚いの着て肩は凝らなかったのかしら?でもこれだけできっと当時の寒さをしのげたとは思えない。邦直がこれなのだから家臣の人たちはもう少し薄いものだったに違いない・・・どれだけ寒い思いをしたのだろう?とあれこれ想像を掻き立てられる品でした。
北海道は本州の人々が開拓した地。
細かく見るとそれぞれにストーリーがあって興味深いなぁと思いました。
たまたま最初に開拓ストーリーに触れたのが仙台藩、当別町。
引き続き、他の地の開拓ヒストリーを知りたいと思うきっかけになりました。